足囲の計り方で空中サイズの計り方についてで、きつめに締めてで、お願いしています。お計りになりながらわかったと思いますが、力加減でかなり差が出てしまうので、平準化する意味でもきつめに統一しました。きつめですので空中とのワイズに差が出た方もいらっしゃると思います。
実際シューフィッターさんごとに計り方が違っていて、計測値はかなり異なります。しかし、ここで実際に認識していただきたかったのは、着地と空中のサイズ差。
実際の靴サイズはこの締めた状態(足のワイズ最小値)と着地状態(足のワイズ最大値)のどこかで選ぶことになるのですが、どのワイズなら合うのかには個人差があり一概に平均値がいいとか一番細いところから何ミリとか言えないのが難しいところです。足の柔らかい方、ワイズ差がある方になればなるほど細めの靴のほうが合いやすいという傾向があるようです。細幅認定されたときにどうしてもそれが認められず、ついつい着地に近いほうで買ってしまうのですが、結局合わず、結局どんどん細いのを買い替えることに・・・という経験がある方も多いのです。(わたしもそうです(涙))
着地・空中ワイズ差の話に戻ると、これは結構くせ者で、これが前滑りのもとになります。
[18回]
わたしも最初に着地Bと診断され、靴選びはBを中心に行なっていました。
最初のうちはサイズの感覚もわからない為、いつもよりも小さな幅の靴であればこれで合ってるのかな?と感じてしまっていました。確かに着地サイズはBありますので履いて立っている分にはそれなりに合っているはずです。しかし、空中(蹴りだして足をあげている時間)では、足幅が小さくなり、その間に靴の中で足が前滑りしてしまうのです。
これは足の幅の変化が大きい人ほど顕著に現れる特徴です(例:わたしの場合 B→AAAまで変化)
この空中サイズと着地サイズの差の原因。わたしも全部理解している訳ではありませんが、原因の一つはじん帯のゆるみのようです。こちらが進むと開帳足になっていくそうです。
筋肉、じん帯だけでなく、間接の柔らかさ等も影響しているようで、足の柔らかさは人ぞれぞれの特徴、体質などにもよるようです。
さらに、わたしのようにサイズ差がある場合、例えばストッキング等を履いただけでもきゅっと細くなります。また、開帳足などの傾向があると踏まずの部分をしめてあげると骨格が整い、その結果足囲が細くなることもあります。じん帯のゆるみを筋肉で支えてあげることができれば、またそれも足囲が細くなります。
いわゆるこんにゃく足の方は、特にドンドン細い靴に足が入って行ってしまうそうで、細幅靴を履いているとドンドンゆるくなってきて、更に細い靴が必要になってくるそうです。
これらは、骨格を整えてから靴を履いたほうがいいという観点では、本来は問題がないはずです。しかし、より細い靴が必要になる=靴がないというジレンマに陥ってしまうため、どうしても自分の足幅の変化の中で太目の幅の靴を選んでしまいがちです。
結果的に、わたしの場合、骨格をできるだけ広い面で支えるように細幅のスニーカー(紐靴)を履き、足囲は多少合わないのは受け入れています。(これ以上細い靴が通常には見つからない為)
パンプス等のデザインになるとかなりおさえる面が少ないのでより幅の細い合うものでないと前滑りしてしまいやすく長時間履くのは困難となってしまいます。
わたしの前滑りのしやすさはハイアーチにも起因しています。
後日、ハイアーチについて、開帳足についてなども考えたことをまとめてみたいと思っております。
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