履ける靴がゲットできたらハイヒールウォーキングスクールに参加しようと思っていたのですが、なかなかレッスンに使えるような靴はゲットできないまま、1日の体験レッスンに参加する機会を得て参加してきました。
去年の秋のことです。そこで学んだ「ヒールの靴がなくてもできること」をまとめてみました。
[8回]
まず、先生は脚細!(足ではなく脚ですね)スタイル抜群の笑顔が素敵な女性でした。
そして、脚は細いが、やはり筋肉はしっかりです。エレガントさには筋力が必要であることを体現されているような方でした。
私は、このウォーキングレッスンにはオーダーの試着靴を持って行きましたが、レッスンが進むにつれて足のむくみがとれて小さくなるという現象が進み、途中からはかなりゆるくなって前滑りし痛みが出てきたので、レッスンに参加するのは困難になってきました。
このとき、この状況を靴職人の友達にみてもらっていたのですが、靴と足をチェックすると想像以上にゆるみが出ていたそうです。
そんな感じでしたのでもちろん一回くらいレッスンをうけただけでちゃんと歩けるようになった訳もないのですが、このとき聞いた話でなるほど!と思ったものをまとめておきたいと思います。
●姿勢をよくする。
1分でもよい、歯磨きの間だけでもよい、少しの時間でも意識することで変れる。体に覚えさせる。
家などで姿勢をよくするのは靴がいらないので細足でもできる。姿勢をよくすると体に悪影響があるとは全く思えず、素敵に見える上に健康上にも良さそうなので実践あるのみと思いました。
●歩くのは全身運動を意識する。
足が痛くなってきてふらふらとして歩けなくなった私に先生が「足だけで歩かないで、体を引き上げて」と。バレリーナがつま先だちで踊れるのも、つま先が異様に強い訳ではなくて体を引き上げる腹筋、背筋そして体幹の筋肉が発達していて足だけで体を支えている訳ではないから。そんなことは超アスリートの話と思っていたのですが、そうです、自分だってそうなんです。
足だけ体重が乗って負担をかけている状態では、足が痛くなりやすい。
そうならないためには、全身を引き上げる力が必要。常におなかを引き上げて、背中をぐっと締めて上半身で体を支えて歩く。体幹を意識する。そのことで少しでも足に負担が少なくなるのことにつながるのは一般の人でも同じ。
●内側の筋肉のことを意識する。
筋力が弱ってくると、足の内側が弱ってきてだんだんO脚になっていってしまうそうです。がに股歩きみたいになりがち。普段から内側を意識して歩くだけでも筋力低下に効果があるとのこと。
こういう感じでやりはじめてから少しは変ったかどうかわかりませんが、できるだけ椅子に座る時も背もたれにもたれないようになりましたし、むしろそのほうが楽に感じる時もあります。
最後に、先生の靴選びについて聞くと、まだまだ私の考えなど、甘いことがよくわかりました。
ウォーキングの先生はそれほど幅が狭いということはないと思いますが、それでもものすごく靴選びは慎重です。
まず、1回試着する。その時は30分くらいは履く。歩く。を試す。
そして、そのときには、絶対に買わない。
別の日にまた試着する。
こういういことを繰り返してはじめて靴を購入されるそうです。その日履いている靴はあまり合っている訳ではないとはおっしゃってましたが、それでも素敵にはきこなしていらっしゃるのは、鍛えられているからかなーと思いました。
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