通常23センチ、ユーロサイズなら36の私が、5 1/2 か 6 という感覚で靴探しをすることにしてみました。もちろん若干の不安はあります。ノードストロームのチャートでは 23センチ=6サイズです。アメリカサイズの靴を履いた経験が少なく、自分の中でのサイズ感ができていなかったので、(幅のことを考慮してどうしても小さめに見積もってしまう癖もあり)いろいろ情報を聞いた上で勝手に決めた数字でした。
果たしてこの読みは正しいのか??
それでは、まずは検索から開始です!
[14回]
ノードストロームのサイトでは、サイズ(足長)、幅両方で検索が可能です。
6、5 1/2 サイズ 2A(Narrow)サイズで検索します。(左側のメニューにNarrowというコーナーもありますのでそちらをみてもOKですが、そちらから検索したものとAll Women's Shoeコーナーから絞り込むのとでは若干結果が違った気がしました。気のせいかもですけど)
そうすると気がつくのですが、足長が6以上と それ未満では細幅靴の充実度合いが全然違うのです。そういう意味で 5 1/2 サイズはあまり見つからない感じ。まあ沢山あるとあったで確認が大変なので程々の量に絞られたと言えるでしょう。
絞ってみると気がつくのですが、アメリカの靴でも細幅が用意されているのはいくつかのブランドに限られるようです。
主なものをあげてみます。
高級なものといえばフェラガモ、それから、スチュワート・ワイツマン、ケイト・スペード、アマルフィ、コールハーン。少しリーズナブルなものでMunro、お手頃価格softwalk、Naturalizer、Trotters。お手頃価格なものでは、1万円以下のものも沢山あります。
※セールシーズンにはもっと安くなるのではないかと想像されます。
普段、ヒールの高い靴は履かないので、あまりヒールの高すぎない靴と普段履きにローヒールを買ってみることにしました。
チェックするのはまず、サイズの欄。
ここに選ぶときに参考になるコメントがあります。例えば、
「Runs narrow; order 1/2 size up. 」狭い傾向だからハーフサイズあげてください。という内容。
「Runs small; order 1/2 size up. 」小さい傾向だからハーフサイズあげてください。の場合もあります。
ここで重要なのは、smallとnarrowは別の次元として取り上げられていることです。smallは長さ、narrowは幅です。国内では幅が狭いんだか長さが短めなんだかわからない参考コメントですが、ノードストロームでは基本的には別のものとしてコメントされているのは大変参考になります。
次に、レビューをよく読みました。
こちらも、日本ではみたことがない機能がついていてとても参考になります。
靴が思ったより 大きかったか小さかったか、幅が細かったか広かったかを評価する欄があるのです。どのサイズの靴を買ったかはわかりませんが、なんとなく傾向が掴めます。
問題は写真は多分ミディアム幅の靴であることが予想されること。大体の作りはわかりますが、幅がどういう感じかはよくわかりませんでした。
とにかく大きすぎる靴はいけないという脅迫意識が常にあるからか大きめのサイズは勇気がいるもので・・・。
●5 1/2 サイズの オープントゥパンプス ブランドはケイト・スペード
●6 サイズのローファー(小さいのでハーフサイズアップを勧められている靴なうえに、幅も狭いという評価)ブランドはMunroで40%オフだった。
を選択しました。
paypalで決済して無事購入できました。関税と手数料送料で国産靴一足買えそうなくらいかかってしまいましたが、アメリカに行くより安いという呪文を唱えて乗り切ります。
Paypalから決済のメールが届きましたが、ノードストロームからの注文完了のメールが届かないなあと思っていたら迷惑メールフォルダに入っていましたのでヤフーメールの方は注意しましょう。ノードストロームからではなくFiftyOneからのメールでした。
送付前にはFiftyOneからちゃんと連絡がきてトレースできるようになっているのも安心ポイント。
発注から家に到着するまで約10日でした。
ドキドキしながら箱を開けます。
・・・・取り出した靴は・・・・!幅が狭い!
たしかにアメリカの2A(Narrow)サイズは、普通のものよりも幅が小さいと思います。小さい木型がちゃんとあるんですね!って感動!
まずは、パンプスから試してみます。
今回は前部分にストームが入っていて、ヒールの高さよりは角度はそうでもないという感じのオープントゥパンプス。確かに幅細で踵も小さいのですが、履き心地がいいという訳にはいきません。
足長も小さすぎた?という感じがしないでもなくちょっとまだ判断ができません。
そして、オープントゥパンプスというデザインは基本的に細幅足には鬼門なわけで(どんどん指が前にでていって、地面につくとかそんな感じで)はいたことがないので、正しいフィット感がわからない訳です・・・。で、細いんだけど、ストッキングだと何となく踵抜けする。裸足だとはける気がするけど指が痛いような…。とにかくハイアーチな私には、体重が指と踵に集中してしまってコレは調整しないとはけないなという感じです。(調整は織り込み済みなので、その範囲には収まっているとは思います。)
靴自体の作りはしっかりとしたカウンターの芯も入っておりいいもののように感じました。
次にローファー、コレが噂に違わず小さい!
ローファーってなんで履くんでしょう?私の中では分厚い靴下を履くしかないという考えしかない訳ですよ。ローファーに対しては!
しかし、このローファーは、靴下どころか薄手のフットカバーも受け付けないほどの細さ!ストッキングで履くしかない・・・靴下ではくつもりだったのでコレは想定外でちょっとショックでした。ひょっとして6 1/2サイズを買ったほうがよかったのではないかと思うほどです。
ぴったりの靴には、靴下、ストッキング、裸足などのはくものを決めておかないとダメということはわかっていたつもりでしたが、いきなりそういう靴が手に入るとは思わずびっくりしてしまいました。
こちらにも分厚いインソールが既に入っていたのですが、若干、足先が窮屈な感じがして調整できれば調整したほうがいい感じです。
最終的には、プロに判断してもらいたいと思いますが、今までに経験したことがないような「靴が小さすぎて困る」という想定外の事態に落ち入りちょっと動揺してしまいました。
両方ともハーフサイズ小さかったかもという気がしないでもないのです。(ただ完全に当たっている訳ではないので判断には悩みます。)
冷静に考えてみたら、アメリカにいって実際にはいて買ったって失敗する確率は高いのです。まず、店員さんに英語でナローサイズがあるか確認し、試着し、合わなければまたサイズを出してもらって。。。って何足試せるでしょうか? そして時間切れになって でも、 アメリカにいるのは今しかないから!ってある程度のところで買ってしまう可能性がかなり高い。
そう考えると、まだ履けそうな靴が手に入っただけでも、ラッキーですよね。(ポジティブシンキング)
これからまたチェックしていただいた結果を後編でご報告します。
あと、友達情報では、ケートスペードのナローはたまにアウトレットで見かけることがあるそうです。ただし相当なハイヒール。デザインがお好きなら試してみるのも一つの手かもしれません。
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