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敵を知り己を知っても、戦に勝てない。 自分の為の細幅(幅狭)足・細踵の靴と足に関する考察・メモ。
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私は靴や足に関しては全くの素人です。
たまたまですが、きちんと足を計測してもらっている友達が多いこと、オーダー靴を制作する友達がいることで、靴のフィットについてお話ししたり、考える機会が多くなり 至った結論。

「靴はそうそうフィットするものじゃない」

これは、細幅の人に限らず、どんな幅の方でも同じだと思います。
現に、普通幅EやEEなどの人でも靴探しに難航されて、足のトラブルに苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。

デザイン だけでは 靴選びは難しいということですよね。

できるだけ沢山の靴を履いてみてフィット感を掴むことが大事だとは思うのですが、なんの見極めもなしに試着するのも辛いところです。一般的にどうかはわからないのですが、いろいろ教えていただいたり、考えたりした見極めのポイントをまとめてみました。

拍手[24回]


AA〜AAA幅というイレギュラー足の私ですから、現状で既製靴でぴったり合うものに合うことはまずありませんが、幸いながら大きな骨格の崩れがない状態の私。

B幅だと思っていた頃は、なんとか細幅の靴を探せないかと考えていました。
細幅だという噂のインポートシューズを試着しては、履けるどころか瞬間にすっぽりと抜け落ちてしまうという経験を何度もしました。

試着する前にある程度、履けそうかどうかを確認できたら、がっかりする回数が減りそうです。これに気をつけることで売り場でも細幅の靴にアンテナが立つようになってきました。
※この結果、私の場合には、試着でがっかりどころか履ける靴がほとんどないことに気がついてしまいましたが…。

まずは基本的な足の情報により足先の形で、合う、合わないがありますのでご自身の足の特徴に合わせて足先のデザインは限定されてくることをご理解ください。他のサイトに詳しくあるので記載しません。

次に靴のチェックです。

親指が一番長いエジプト型が日本人には多いということでつま先の丸い靴や尖った靴でもエジプト型でも履きやすいような靴の形状になっている場合があります。


中指が一番長いギリシア型の人があいやすいのは一番左の形。真ん中が、エジプト型の人でも履きやすいように親指側に足先が振ってある形状です。逆側に振っている靴も存在するそうです。自分の足に合った足先はどのようなものか把握して間違えないようにしなくてはいけません。
※図は私が適当にかいたもので正確ではありません。以下すべての図に当てはまります。

前滑りがとまるためには、足がちゃんとホールドされることが必要です。


もちろんボール部分の幅がある程度あっていること。
踏まず部分にフィット感があること。場合によっては甲の部分がストラップなどで押さえられていると更に合いやすい。
足首部分にもサポートがある場合にはさらに履ける可能性は高くなる。(ただ、ここだけで合わせるのはあまりおすすめではないそうです。)
踵が合うことが重要ですが細い踵が完全にフィットすることは難しいのでこの図では省きました。もちろんあわせられれば文句無しです。

全部がフィットするのは難しいので全体的に少しずつ合うものを探しています。

このような靴を探す為に、履く前に見た目でチェックできるポイントをまとめてみました。



細幅の方は、靴の容積に注目しながらチェックするとよいと思います。

まずは、靴を上から見ます。
ブルーの部分 ボール部の幅です。細幅の場合できれば細いほうがいいです。どの程度の細さかは個人個人で違うと思います。
裏から見るという手もありますが、靴裏の形だけでは判断が付けられないので表からも裏からもみてみてください。
ピンクの部分 靴のウエスト。これがしまっている靴のほうがいいと思います。
ラベンダーで塗ったのは、靴のサイドの裏側 これが上から見ても見えるくらいにぐっと絞られているのが一つのポイントのように思います。
次に黄緑の角度。鋭角になっているほうが踵のホールド感がある。
<追記>踵からふまずにかけて固い芯が入っているもの(特にパンプス等の支えが少ない形状は、脇から支えるようになっているのがホールド感が強くなる。見た目でもわかる場合があります。
とにかく履き口がぶあっと広がっていないものという感覚です。
ベージュの部分 靴の前の部分のはきこみは深いほうが支えになるので合いやすいです。


次にサイドのチェック。
ボール部分がきちんと支えられている靴かどうか確認します。
ベージュの部分前の部分の厚み。これで靴の容積を推測します。同じブランドでもこの厚みは結構違うのでチェックです。

ボールの支えをサポートするストラップ ふまずの支えのサポートとなるストラップがついている靴はより前滑りしにくく脱げにくいいと思います。


最後にかかとのチェック。
踵サイズの小さな靴は見つけにくいともうしましたが、横幅自体が小さくなくても上部がきゅっと締まり抜けにくくなっているものは見つけられます。
踵の形状は靴によってかなり違うので後ろ姿をチェックしてみてください。

<追記>上記のポイントはヒールの高さに関わらずだと思います。
ヒールについては、ヒールを普段お履きの方はその高さ、ヒールをお履きにならない方なら2−3センチから、5センチのヒールくらいまでをめどにまずはお探しになるのがよいと思います。
よくあるウェッジソールやプラットフォーム等ソールが一体となっていてボール部分での反り返りができない靴は、歩きにくく、足に合いにくいようです。ヒールの坂の度合いが少ないので楽だとか歩きやすいと書いてあるケースがありますが、決してそんなことはありませんのでご注意ください。

細幅の方になればなるほど、前滑りがない靴を探すのは至難の業ですが、細幅の靴を実際にみて触って見た感じでもある程度判断できる感覚を掴むことが大事だと思います。

目で見極められれば、その後は試着あるのみです。
次に必要なのは、中敷の調整でどれだけフィットさせられるかの見極めが必要になってくるのだと思います。

お話を聞いていると外反母趾や、開帳足などトラブルがあればあるほど合う靴が見つけにくいという現状があるようです。上記のチェックポイントでは当てはまらない方も沢山いらっしゃると思います。

私も、今のところ失敗もしながら、いろいろ試しているところです。
で、結果としては容積がまあ小さいスニーカーでふまずから 甲の部分全体で何となくおさえるという感じで履いています。
目での見極めの結果、履ける靴が極端に少ないという結論から、現在アメリカからの通販にチャレンジすることに踏み切りました。

私は、自分の靴選びにまだ自信を持ってコレでいいと思えるほどのものを掴んではいません。ですから少なくとも年に1度は、足のチェックを受けたいと思っています。足の状況を見れば自分の選択が正しい方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのか 判断がもっとできるようになってくると思っています。
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自己紹介:
計測の結果、足長23センチ、柔らか系の細幅足(地面についた時B、空中で左AAA・右AA)です。ギリシア型。開帳足には完全にはなっていないようですが、こんにゃくなアラフォーです。
靴・足については素人ですが、いろいろと自分なりに考えています。
twitterアカウント:@k_narrow_shoes リフォローはいたしません。メンションの確認はできないと思います。
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